Photoshop 最新機能「空を置き換え」が有能です!
こんにちは、カメラマン斎藤です。
雨の季節が終わり、おもいっきり外で写真が撮れる季節になりました(暑いけど…)。
屋外で撮った写真… とりわけ風景写真では、空のイメージって結構重要ですよね。
とはいえ、相手は自然。どんより曇り空だったり、真っ青で表情のない空だったりと、イメージ通りの空に出会えることはなかなか難しいのが現実です。
そんな時に便利なのが、Photoshopの「空を置き換え」機能◎
今回は、面倒な合成作業不要であっという間に空の印象を変えることができちゃうのこの機能を使って、写真を仕上げてみたいと思います。
元画像は、スタッフあにーが撮影したこちらの1枚。
ダイナミックな雲が空全体を覆っていて、ちょっと暗めの印象ですね。
では、この写真を使って、Let’s 空の置き換え!
早速 空を置き換えてみよう!
まず元画像をPhotoshopで開いて、編集>空の置き換え をクリック!
すると、空の置き換えウインドウが開くので、お好みの空写真を選択!
今回は夏らしく、モコモコ雲の青空にしてみます。
他にも、デフォルト画像として虹や夕焼けなどなどもあります。
もう自由自在!!
置き換えた空を なじませよう!
各種スライダーを調整して、空と前景をなじませます。
黄枠は、《合成前の空》 と 《合成する空》 との境目の調整。
緑枠は、《合成する空》 の色や明るさ・大きさの調整。
いろいろ動かしていい感じにしてみてくださいね◎
空の置き換え 完了!
調整が終わったら、OKボタンをクリック!
出来上がった画像のレイヤーを見てみると、きちんとレイヤーマスクが作成されています。
Adobe Sensei(AdobeのAI技術)、優秀すぎる…
仕上げに 全体の調整!
最後に、画像全体の明るさや色味など調整して完成!
今回は、違いがわかりやすくなるように、明るめ&鮮やかめに仕上げてみました。
元画像と比べると、こんな感じ。
本当にあっという間。秒で空の合成ができちゃいます。
合成後のレイヤーマスクをいじれば細かい部分も調整できるので、精度の高い空合成も可能。
「空の置き換え」機能はPhotoshop2021以降の機能になりますが、とっても便利な機能なので 日常写真にも取り入れてみると 写真編集がもっと楽しくなるんじゃないかなと思います。
興味のある方はぜひ◎