オノマトペでグッとくる
こんにちは、カズミア 小川です。
気がつけば、暖かく…いや、もはや暑い。
そんな日々ですね。
新緑もグングン伸びています。
先日「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」を観に東京都美術館へ行ってきました。
「窓辺で手紙を読む女」に、本当は天使ちゃんが描かれていたっていう話題の絵を観に…!
個人的には、天使ちゃんがいない方が「何もない壁に想いを馳せる」感じがあって好きだったな…。
東京は終了していますが、次は大阪で開催されるそうです!
国立西洋美術館もリニューアルが終わったので近々行かねばと思っております。
さてさて前置きは、ほどほどにして…
私は、当社で運営しているnoma内のまなてぃー散歩で、美味しいものを沢山食べてきました。
美味しいものを、記事…活字で「食べたい」と思ってもらえる表現を常に探求しておりました。
もちろん写真を添えるので、美味しそうに見える写真があれば良いとは思うんですが、その写真をさらに飛躍させるにはどうしたら良いんだろう…!?
そこで私がよく使っていたのが「オノマトペ」です!
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オノマトペで読者も食べているかのような錯覚を
このオノマトペを記事の効果的な箇所で使用し「食べてみたい!」って思ってもらえるように工夫しました。
今にも、その音が聞こえてきそうな感じを意識していました。
例えば、こちら。
もちろん写真の威力もあってこそですが、さらに言葉のスパイスを足します。
写真では表面が柔らかいのか、硬めなのかわからないので、そこの表現を足します。
このパンケーキは表面がこんがり焼けたサクサクだったので「サクッ」を使いました。
また、中は ほどけるような舌触りでしたので「シュワ」を使いました。
表情や行動もオノマトペ化
また、食べた時の気持ちもオノマトペを用いていました!
これが、写真の表情をより具体化しています。
ここでは「はぅ〜ん」を使って、とろけるような幸せな気持ちを表しています。
「はぅ〜ん」なんて普段使わないですよね(笑)
でもここでは「写真の表情」+「はぅ〜ん」で相乗効果を狙っています。
たまごの食感もスフレ感を出すために「シュワシュワ」を使ってみました。
カブりつく時の音を「とりゃー!!」にした、こちらも個人的にはお気に入り。
食べる時、「とりゃー!!」なんて言う人いないと思いますけど、一口では入らないけど入れ込みたい感じが伝わると良いなと。
オノマトペで共感を引き出す
実際に多くの食レポ記事を作成していて辿り着いた「オノマトペ」。
読んだ方から「テンポよく読める」「食べたくなる!」「リアルな文章」なんてお声をいただくこともありました。
オノマトペの特徴としては、共感してもらいやすいところだと思います。
特に、商品のキャッチコピーなんかでも用いると効果的です!
キャッチコピーやSNS発信の際に使ってみるのも良いと思います。
街に溢れている「オノマトペ」を探すのも楽しそうですね。