展示イベント「CHOICE! こんな時、あなたならどうする?展」の裏側
2024年3月30日、厚木市から採択を受けて展示イベント「CHOICE! こんな時、あなたならどうする?展 」を本厚木駅地下道で開催しました。
さっそく展示の裏側を覗いていきたいと思いますが、その前に!「CHOICE! こんな時、あなたならどうする?展」とは、いったいどんなイベントなのかをサクッとご紹介させてください!
イベント概要
「CHOICE!こんな時、あなたならどうする?展」とは、提示された質問に対して”自分ならどんな選択をするか?”を考えて答えてもらい、その声を展示するといった 至ってシンプルな内容の展示です。
イベント当日までの流れをまとめると、だいたいこんな感じです!
- 企画立案(大まかな方向性、どういったイベントにしていくか)
- 検討(他にもっといい案はないかなど)
- 具体的な展示内容(なにを展示していくか、ブースごとに熟考)
- 現地視察(なにをどこに展示するか決定する)
- 展示準備(作業)
- イベント当日
1〜6のあいだに適宜ミーティングや告知をおこないました。
苦戦した企画立案
今回のイベント目的は本厚木駅地下道の活性化です。もともと当社は地域(とくに県央エリア)の活性化に力を入れていたので、こうした厚木市の取り組みに共鳴し、また協力していきたいと考え、このたびイベントを運営させていただくことになりました。
「CHOICE! こんな時、あなたならどうする?展」のターゲット層はU30の若者たち。中でも今回は学生さんに積極的に参加してもらいたいと考えていました。
そのためにはどんな展示にしたらいいのか?
どういう内容だったら学生さんたちが興味を持ってくれるだろう?
”参加してよかった”と思ってもらうためには具体的になにをしたらいいのか?
などなど、いろいろな方向で考えて最終的に決定したのが上記「CHOICE! こんな時、あなたならどうする?展」でした。ただ若者の声を集めて展示するだけでなく、参加型(インタラクティブ型)のイベントとして発展させていくことに。だれでも気軽に参加できるイベントを目指してスタートしました。
現地を視察!
イベント前、実際にに本厚木駅地下道へ足を運んで寸法を測りました。
どこになにを展示するのか、その配置などを現地を見て取り決めます。
こうやって現地を見てみると想像とは違う部分が出てくるので、イベントの現地視察は欠かせませんね。
SNS投稿のショートムービーを撮影
イベントのターゲット層が若者なだけあって、情報発信や来場者の集客は、やはりSNSが有効だという意見にまとまり投稿用ショートムービーを撮影。
毎日なにかと多忙な学生や若者にとって短時間で視聴することのできるショートムービーは、ハードルが低く気軽に視聴できるということを考慮して、いざ撮影へ!まずは「CHOICE! こんな時、あなたならどうする?展」に展示する声を集めることを目的に”議論の様子”を撮影しました。
ショートムービーと言いつつ、ついつい長く撮ってしまう・・・
撮影が終わってデータを確認すると、想像以上に長い時間録画されていてびっくりしてしまいます。ここから動画編集をするわけですが、長ければ長いぶん編集作業が大変なのは言うまでもなく・・・よくここまでカットして繋げられたなと関心しかありません。
厚木市役所へ
市から採択されたイベントということもあり、今回のイベントでも厚木市役所 企画政策課の方たちにお手伝いいただきました!
各施設や大学様にイベントのチラシやポスターを配布します。市役所の方にはメールや電話でイベントのご相談をさせていただいたり、いつも本当にお世話になっております。
学生インターンと打ち合わせ
「CHOICES! こんな時、あなたならどうする?展」のインターンにご参加いただいた学生さんたちと一緒にイベントへ向けて企画段階から案を出しあってもらいました。
この日は、みんなで集めた声を具体的にどう展示していこうかとリサーチしたり、議論しあったりしました。集めた声をポストイットに書いて貼っていくのですが、どういうポストイット(色やカタチ)を使って、どういうふうに貼りつけるかなど1つの展示でも考えることはたくさんあります。
ドキドキ はじめての街頭インタビュー
3月8日。若者の声を集めるため、学生インターンに協力してもらって街頭インタビューを実施しました。学生や若者が多いだろう時間帯を狙ってインタビューをおこなったのですが、反応はイマイチ。やっぱりみんな忙しいんだな〜と恐縮する気持ちを抱きながらも、どうにか声を集めていきました。
当日の気温は10度を下回り、さらに夕方近くになってパラパラ雨が降り出してきて…。なかなかきびしい状況でのインタビューとなりましたが、おかげさまで無事に目標の数を達成することができました!
ご協力いただいた皆様。寒空の下、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました!
「CHOICES! こんな時、あなたならどうする?展」当日
いよいよイベント当日。天気は晴れ。気温も高く、天候に恵まれた好調のスタートとなりました。
AM11時からの開催なので、その1時間前から準備スタート。
円柱に貼るポスターはA0以上の大きなサイズを用意。黙々と作業に励みます。
土曜日なので人通りも期待できそうです。
「なんだろう?」と気になって足をとめてくれる方には、こちらから率先してお声がけ。地下道を通られる方の半分くらいの方がなにかしらの展示へ目を向けてくれていました。
とくに人気が高かったのは4コマ漫画と、メガネコーナー
お子さんから若者、お年寄りの方、アメリカからやってきた方など、本当にたくさんの方々にご参加いただけました。
お客さんからの評判も良く、「雰囲気出てる、ステキ」「おもしろいね〜」「またこういうイベントやってね」「最近(地下道が)さみしいと思ってたのよね」などのうれしいお言葉をいただくことができました。これもイベントスタッフと学生インターンのみんなが同じ目的に向かって協力しあったからこそ実現できたのだとしみじみ感じています。
イベントに協力してくれた学生インターンからの声
設置から呼び込みをして参加していただい作り上げるというのは初めてで勉強になりました。普段何かをしに地下道来るのではなく、通勤や通学のためなどで使う場所を企画を立て行うことで楽しんでもらえるということがすごく良いなと思いました。
話しかけに行って参加していただく流れが初めは苦労していたのですが、周りの方や社員さんが優しくサポートをしてくださったおかげで楽しく呼び込みや声かけをする事ができました。
学ぶことが沢山あり、考えることも沢山あったので、これからの学校生活でも活かしていきたいと思います!
ありがとうございました!また機会がございましたらぜひよろしくお願いいたします。
初めてのことだらけでしたが、とても学びになる楽しいインターンにすることが出来ました。
まず、私はイベントの企画を行う事だったり、街頭インタビューをした経験は全くありませんでした。そのため多少の不安はあったのですが、社員さんたちが話しやすい雰囲気を作ってくれたり、街頭インタビューではどんどん話しかけている姿に触発されて、私自身も積極的に参加することが出来ました。どうすれば、お客さんが楽しんで参加してくれるのか、どうしたらインタビューに答えてくれるのかなど、沢山のことを考えながら取り組むことが出来たので、自分の成長にとても繋がりました。
今回このインターンに参加することが出来て良かったです。また機会がありましたらよろしくお願いいたします!
ふだん暮らしている街で行われるイベント!めちゃくちゃ興味深くて参加させていただきました。
厚木を盛り上げるために、展示物を見てもらうだけでなく、参加してもらう。お客さんを巻き込む発想、展示方法、とても勉強になりました。いつも歩いていた地下道で人を巻き込んだイベントができたこと、いろんな可能性があるなと想像が膨らみました。
また、学生がインターンとしてイベントづくりに関わる機会いただけたことも、貴重な経験になりました。自分の暮らす街を見つめ直して、ワクワクする何かを考えられたこと、改めて地元を好きになるきっかけになりました。
学生生活の最後に地元のイベントに関われて本当によかったです!貴重な機会をありがとうございました!
私は企画段階から参加させていただき、地下道を通った方が参加したくなるようなお題や、目を引く展示方法などを案を出し合いながら考える時間が楽しかったです。また、新しいアイデアを知ることもでき勉強になりました。
実際のイベントでは、地下道を通った方々が足を止めて展示を見てくれたり、参加している様子を見られてとても嬉しかったです。
今回のイベントで貴重な経験をすることができました。ありがとうございました!