神奈川 横浜のホームページ制作・デザイン作成 - カズミア株式会社

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カズミアの新キャラクター誕生!

デザイン会社:カズミアの新キャラクター誕生!

今回、私たちは当社の顔となる2人のキャラクター「づくり」と「がたり」を制作しました。
キャラクターを通じて、私たちの「思い」をホームページやSNSで発信していく予定です。ホームページを訪れる方々、当社と関わっていただく企業様、そして地域の皆様に私たちの「思い」をより伝わりやすくし、愛される企業となるために、この企画を立ち上げました。

私たちは「神奈川県を代表するクリエイティブカンパニーを目指す」というビジョンを掲げ、「人生にワクワクどきどきを増やす」というミッションを常に心がけて制作に取り組んでいます。このミッションを実現するために、「ものづくりからものがたりへ」という視点を重要視しています。今回のキャラクター制作においても、デザインを通じて“ものがたり”が生まれるというコンセプトを念頭に置き、進めてきました。

デザイナー・イラストレーターの小森さんは、弊社の理念を基に、ホームページを訪れる方々、弊社と関わる企業様、地域の方々の気持ちを考慮しながら、親しみやすく、かつ当社らしいキャラクターデザインを丁寧に、そしてこだわりを持って制作しました。また、当社代表の萩原さんは、弊社の理念や地域との関わり、企業様との連携など多角的な視点を持ちつつ0から企画しキャラクターをプロデュースしました。

制作に際しては、愛されるキャラクターにするために目指すべき方向性を何度も振り返りながら取り組みました。このプロセスを通じて、キャラクターが生まれた背景や私たちの「思い」が皆様に伝われば幸いです。私たちの姿勢やこだわりも感じていただけると思います。「づくり」と「がたり」誕生のストーリーをぜひご覧ください。

カズミア:づくりとがたり

 

目次
プロジェクトメンバー

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代表取締役

萩原 和哉

企画・ディレクション担当しました!厚木市在住

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デザイナー・イラストレーター

小森 愛美

イラスト作成を担当しました!

企画・ディレクター:萩原
イラストレーター:小森(くめちゃん※)
※茨城県 水戸出身(くめ納豆以外の納豆はたべられないほどくめ納豆が好き ということで命名)
インタビュアー:カワセ

プロジェクトへの思いと目的

―今回どんな目的でキャラクターを制作しようと思ったのですか?

萩原

今回のプロジェクトの目的は、自社ブランディングとホームページリニューアルに向けて「神奈川県を代表するクリエイティブカンパニーを目指す」というビジョンと、「人生にワクワク、ドキドキを増やす」というミッション、そして「ものづくりからものがたりへ」という三つの視点を軸に、これからの弊社のホームページやSNS発信において私たちの「思い」をより伝わりやすくし、弊社の取り組み・考えを知ってもらえるように企画しました。

数年前からこのホームページのリニューアルとともにキャラクター作りを考えていましたがその最初の取り組みとして2022年頃にもその時いたスタッフにどのようなキャラクターがよいか検討してもらい、猫、鳥、うさぎ、あざらし、人間などのキャラクターの雰囲気を模索してもらいました。

そして、10周年を迎える今年には自社コンテンツで活躍してくれるキャラクターを必ず誕生させたい!という気持ちを持っていたので2024年4月から入社した“くめちゃん”に本格的にキャラクターのデザインを依頼することにしました。

制作過程①:リサーチとアイデアだし

―どのようにリサーチ・アイデア出しを行ったんですか?

萩原

企画、基本アイデア、思いをくめちゃんに伝えて、それを軸にリサーチとアイデアを出してもらったよね。
最初に伝えたのはこんな感じ。

  • 「ものづくりからものがたりへ」とミッション、ビジョンという思いをキャラクターに込める
  • 「づくり」と「がたり」という名前で「ワクワクドキドキ」する気持ちを持った2人のキャラクター※最初はぐりとぐらの兄弟のような近い関係性でのキャラクターも考えていました。
  • 「会社とクライアント」「会社と地域」「現在と未来」「手と手」などつながり、ささえあいがあることのテーマ
  • 未来も意識しつつカズミアらしさを

最初にかなりいろんなキャラクター案出してもらったね(笑)

小森

はい。様々なタッチで人形から吹き出しのようなキャラまでいろんなキャラクターのアイデアを提示しました。
その時に、尖りすぎず、親しみを感じ、未来感あるデザインを意識しました。

  神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

 

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

規制につきモザイクをかけています

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

 

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

 

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

 

萩原

そうだね。特に2人のキャラクターという点も繋がりや支えあいをテーマにした上で重要なことだった。

小森

そうですね。それぞれに役割を見出せるように対照的なキャラクターになるようにデザインしました。

萩原

「ものづくりからものがたりへ」という点もアイデア出しの時点で意識はしてた?

小森

はい。ものがたりを生み出せるものづくりは、知識が豊富で、コミュニケーション能力があるものかな?と想像して、アイデアを出していきました。
あとはづくり、がたりという二人のキャラクターをどんな関係性やポジションにするか意識しました。かつ、カズミアの理念「ものづくりからものがたりへ」や「人生にワクワク・ドキドキを増やす」というミッションが感じられるキャラクター作り。キャラクターからカズミアらしさが感じられると良いなと思い制作を進めました。

制作過程②:キャラクターの設定~ラフ作成

―キャラクターの設定はどのようにして決定したんですか?

萩原

少し前にこの記事を見つけてとても学びになるな~と思いくめちゃんにも共有しました。
「機能」と「肌触り」の話がすごく良くてキャラクターを作成する時はいつもスタッフに共有しています。

作家さんが「キャラを掴む」まで押したボタンを列挙してみる

 

小森

はい。提示してもらった記事から、キャラクターの肌触りと機能性についてしっかりと落とし込み、作成していきました。

萩原

くめちゃんからのアイデアをもらい、フィードバックを繰り返していくうちに、どんどん新しいアイデアが生まれていったよね。

小森

そうですね。萩原さんと繰り返しやりとりする中でキャラクターの設定が固まっていきました。
また、地域軸を基にキャラクターを作成したい気持ちがあったため「雲」を使うことにはしていました。「神奈川の雲」ということで地域と絡めていることを伝えたかったからです。

萩原

雲の種類で形、色が変わったりキャラクターの表現が出てとても面白い!と思いました。

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

 

―キャラ設定で気をつけたことはありますか?

小森

肌触り×機能性×カズミアらしさ+「相手からの視点」を考え、意識しながらキャラクター個々・関係性の設定をしました。

萩原

弊社の視点だけではなく、私たちのキャラクターを見てくださる方々がどんな気持ちになるか。その視点は私たちのビジョンやミッションのためにも重要な点だよね。

小森

はい。その点を意識して行い、描くのが難しい時もありました。
その時は漫画風に書いて吹き出しをつけてみたり、キャラクターに動きを入れて自身がワクワク・ドキドキするものをつくりこんでいきました!
その時には、地域の方々と関わり合うシーンも考え、漫画風にして、イメージをしやすくしました。

萩原

言葉を入れてくれていたのでキャラクターの個性やストーリー性がみれてとても良かった!

制作過程③:キャラクターの方向性が固まる

萩原

キャラクターの方向性が決まるまで大変だった?

小森

ですね..
制作を進めフィードバックをもらう過程で、コンセプトからズレたキャラクターが生まれることもありました。その場合は初めに戻って、軸をしっかりと再確認すること、生まれたズレは制作の合間合間に確認し、しっかりと軌道修正を行うこと。制作終盤になってそのズレに気づくと戻ってやり直しになる為、今までの労力や時間が無駄になってしまいます。
大学時代にも長期にわたるような制作で、作品がコンセプトからズレてしまい、軌道修正がうまくできない経験がありました。コンセプトや軸を常に確認することは、どんな制作でも重要な作業だと改めて実感しました。

萩原

しっかり考えてるね!!
「がたり」のキャラクターデザインが難しかったね。

小森

はい…

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

萩原

このキャラクターを提示してもらった段階でいつかなにかしらのキャラクターに取り入れたいなと思っていた「名探偵コナンの怪盗キッド」や「猫の恩返しのバロン」のような雰囲気を持つキャラクターに近づけてほしいというお願いをしました。

小森

はい、そのために、黒いハットにコートやリボンを着け、ハットで顔が隠れるようなキャラクターの下書きをしました。
クールでミステリアスな印象も表現したかったな、、と。

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

萩原

このキャラクターデザインと設定で方向性が決まったと思いましたね。
顔が隠れているのがまたすごくいい..とてもワクワクした!

小森

そのあとリクエストをもらいながら、等身を変えたり、細かいアレンジしたりと試行錯誤を重ねました。

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

萩原

このイラストがすごく良くて!!

小森

決まってよかったです!
 
あと、
「づくり」=デザイナー
「がたり」=プロデューサー
のように、肩書きを加えたことでそのキャラクターの性格や雰囲気をより掴むことができたので、描きやすくなりました。

萩原

「がたり」はプロデューサーとして「づくり」に道を示すリーダーシップや賢さ、冷静さが求められます。その雰囲気をしっかりと捉えているよね。

制作過程④:キャラクターの彩色にこだわる

―キャラクターの色や塗りの雰囲気はすぐに決まったんですか?

小森

特に「がたり」は迷いましたね。
さまざまなスタイルや色の塗り方、線のデザインを試しながら、暖かみを感じさせつつ「づくり」とは対照的な印象を追求しました。

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

萩原

確かに。最初は、黒いスーツに青の差し色は高貴すぎる印象を与えてしまい、親しみやすさが欠けるかなーと感じました。
色がキャラクターの印象に与える影響は大きいと感じますね。

小森

その点は本当に難しかったです(笑)
最終的には、落ち着いた濃いブラウンと薄いブラウンを使って統一感のある、クールでありながら親しみやすいキャラクターが完成しました。

制作過程⑤:細部の設定と物語性の追求をへて完成

―キャラクターのデザインが完成した後はどんなことを決めていったんですか?

萩原

カズミアのこと、づくりとがたりの2人の関係性、2人以外の人との関わり、神奈川、自然との関わりなど実際にキャラクターを使う場合「物語」が広がるか否かという点を意識した設定を深めました。

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

小森

「物語」としての視点でキャラクターを考えるときに、
づくりだったら、ここに疑問や問いを感じるかな?
がたりだったら、その問いになんて答えを導くんだろう?
というようにキャラの設定において「物語」を展開して進行させました。
そのような展開によって、より2人のキャラクターが「物語」として生きてくると思ってます。

萩原

制作過程②:キャラクターの設定~ラフ作成」にもつながる話ですね。

―その他、なにかありますか?

小森

細部の設定として、服装のデザインや装飾品などを描きました。
その時も、今までの印象と変わらなように意識し、統一感を持ったキャラクターに仕上がりました。

神奈川のデザイン会社:キャラクター作成

 

キャラクター完成!プロジェクトを通した成長と思い

―このプロジェクトを通して何か得るものはありましたか?

小森

多角的視点を意識し、様々なキャラクターの設定を考えたことで自身の「気づき」にもつながったと思っています。

萩原

ただキャラクターを描くだけではなく、キャラクターの個性を考え、その先の「物語」を意識したことですごく深みがあるキャラクターになったね。

小森

そうですね。
たくさんの案を出し深く考え良い経験になりました!
 
なんのためのキャラクターか?
ユニーク(唯一)なイラストとはなんだろう?
「思い」を表現できるキャラクターデザインとは?
 
とキャラクター制作時の軸となる問いを繰り返し自問自答したことでこれからの「デザインの提案力」という点も向上したと思ってます。

萩原

これからこのキャラクターたちが、当社のホームページやSNSなどで活躍してくれたら嬉しい!

小森

そうですね。
それぞれのキャラクターが持つ役割によって、私たちの「思い」をしっかりと表現し
私たちのデザインがクライアントの価値・課題解決のサポートができることを伝えていければと思います。

カズミア:づくりとがたり

まとめ

2022年ごろから取り組んでいたこの企画が2024年に改めて始動。
デザイナーの小森さんの発想・アイデアをプロデューサーの萩原さんが道を示しながら、キャラクターが完成しました。

制作過程では、形状、等身、色の調整を繰り返し行い、私たちらしいキャラクターが誕生したと自負しています。このキャラクターは、今後のホームページやSNS発信などで活躍し、皆様に愛されることを願っています。同時に、このキャラクターの制作は私たちの理念、ビジョン、ミッションを表明し、訪問者様、企業様、地域の方々への想いを伝えるものです。キャラクターを通じて、私たちの想いが皆様に届くことが目的です。
今回の制作過程をご覧いただくことで、私たちのクリエイティブへの向き合い方、こだわり、思いを知っていただければ幸いです。

カズミア

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