京都府下の小児てんかん診療施設の医師が共同で調査研究を行う「京都小児てんかんコホート研究(PECK)」様のホームページデザインをお手伝いしました。
イラスト制作とロゴの調整、PDF資料制作も担当しております。研究に対する温かな想いをデザインやイラストに落とし込み、各ターゲットにわかりやすいサイトになりました。
「研究内容などが公からアクセスできない」というのが、今回サイトを制作するきっかけでした。
外来の場・説明の場で「こんな研究しています」という意図や体制を伝える掲示場として機能し、関係者各位の士気高揚にも繋げることを目的に制作いたしました。
概要をトップページにある程度出しつつ、詳細は下層でQ&A形式にて答えていく形をご提案いたしました。
ターゲットは患者様の保護者の方・小学校高学年~中学生くらいなら患者様本人・お医者様と幅広く、ユーザーの興味や理解に段階性があると判断し、各ターゲットに合わせた順位で情報を配置しております。
「てんかんは一生付き合っていくものであることが多いので、温かく生活できる未来のために研究をしている」という想いを伺っておりました。
“研究”と聞くと難しいイメージを抱きがちですが、上記の想いが伝わるよう、温かみを感じるカラーをベースに、イラストや流体シェイプなどで柔らかい雰囲気に仕上げました。
「PECK」という名称から、キツツキのキャラクター制作をご依頼いただきました。
てんかん啓発の日「パープルデー」にちなみ紫の蝶ネクタイをポイントに、患者様と研究者の間に立つ案内人として制作しております。
そのほかのイラストも、個性が立ちすぎず、可愛くなりすぎないバランスを大切に制作いたしました。
Webサイトの内容やデザインをリーフレットやパンフレットの形に落とし込みました。
各診療施設で印刷できるよう、サイト内に設置しております。
Art Director
萩原 和哉
Director
池田 奈美
Designer
Junko Kusamoto
Illustrator
MiyuTachikawa