世界が恋した美人時計
超ハイスピードで広まり話題になっていった美人時計。
・2、3年前に美人コンテンツが流行ったこと。
・UNIQLOCKがカンヌで賞を総なめにするくらい人気だった。
この2つの組み合わせかと思っていたけどもっと深いコンセプト、こだわりがあったようです。
そんな美人時計の創業者である中屋さんとプロモーションなど陰で支えてきた橋本さんという方の2つの側面からみた美人時計がうまれた育ったお話がこの本には描かれています。
Amazonでも評価が高くWebサービスの立ち上げから育てるところまでの話が凝縮されておりとてもおもしろかったです。
世界が恋した美人時計 大ヒットサービスが生まれたヒミツ
流行が終わったら飽きられそうな気もするが、いまだにアクセスを増やしているようです。
海外版などのシリーズ展開、企業とのタイアップ、スマートフォンやガジェットへの素早い対応などしてきているからだと思いますが、さまざまな横展開の手法はお見事。
そして、ちゃんとマネタイズのことも考えられていたのが成功の要因でもあったと思います。
「ただ単に面白いアイデアだった!」だけでは終わらない美人時計の今後も楽しみですね。
それと、なんとなくメディコム・トイの赤司社長の本「「欲しい!」こそすべて ベアブリックを生んだ会社のものづくりの流儀」と近いものを感じました。
どちらも自分が作りたいもの(欲しいもの)をこだわりぬいてつくった話。
スタートはド素人ながら想いがあるからこそ突っ走ってこれた様子がうかがえます。
・ブルーオーシャン的な斬新なアイデア
・こだわりぬいた企画
・そのアイデアを具現化して世にだすこと
・プロモーション活動
上記のようなことがすべて組み合わさってヒットしたんだなーと思います。
そして、大きく成長する商品、Webサービスは1人でやることはなかなか難しく良い出会いの中で生まれ成長していくものだと感じました。