構成を伝える
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こんにちは、カズミア小川です。
毎日暑いですが、弊社にもついに扇風機が導入されました。
冷房の冷気が部屋全体に行き渡って快適です。
突然ですが、この「らくがき」は何でしょうか!?
こちらは、nomaフリペvol.9のグルメページのメイン写真の構成を描き出したもの。
何かを制作する時に、まずディレクターが構成を考えると思うんですけど。
自分の頭の中を、第三者へ伝えるのって難しいですよね。
私は、頭の中の考えを書き出す作業が結構好きだったりします。
頭の中だけで考えてると、頭から湯気が出ちゃうんで(笑)
可視化することによって見えてくる事も多いですしね!
この号では食卓をコーディネートしたメイン写真を用意したかったので、カメラマンとデザイナーとしっかり共有できるように構成を描きました。
この構成を描く前に、俯瞰の食卓写真をリサーチして何枚も何枚も見ては自分の頭の中へと入れていく作業。
インプット作業ですね。
そして、実際に掲載する商品と照らし合わせながら頭の中でざっくりと組んでいく。
ここからテキストの位置や配置などを紙に書き出していくアウトプット作業。
その構成を元に、カメラマンとが撮影した写真がこちら。
あの落書きが…
カメラマンの技術が加わることで、最高の出来になるのです。
最終的に、デザイナーの技術が加わり、グルメページの完成です。
当初、帯を写真に入れる予定で撮影も行いましたがデザイナーからの意見なども吸い上げながら、より良いと思う方向へ進んでいきます。
そうそう、カメラマン斎藤が制作物の工程を、料理に例えてわかりやすくブログに書いてくれています(笑)
【 nomaフリペ 】の表紙ができるまで
ちなみに、nomaフリペvol.8表紙のざっくりすぎる構成も。
(これは酷いな…)
こんな感じで技術者の力によって完成されます。(スゲー)
もはや、描いた本人もよくわからないコチラも。
nomaフリペvol.9の特集ページとなる訳です。(スゴー)
頭の中を可視化する事で、1人では出来ない事も、その分野が得意な人々へ共有し加わってもらう事で、1つの物が完成するわけです。
愛用のらくがき帳
最後に、私が実際に使っている構成描き出し必須アイテムをご紹介。
無印良品の「らくがき帳」
コピー用紙の裏などでも良いんですが、コレおすすめです。